現地時間23日に行われたプレミアリーグ第12節、アーセナル対マンチェスター・ユナイテッドの大一番でちょっとした事件が起きていたようだ。
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— Arsenal FC (@Arsenal) 2014, 11月 22
No Premier League player has scored more goals against Arsenal than @WayneRooney, who now has 11 in total. #mufc pic.twitter.com/2WBkmvltIr
— Manchester United (@ManUtd) 2014, 11月 22
英国『Mail Online』によれば、この試合中、とあるアーセナルファンの男性がユナイテッドの監督やコーチが座るベンチに向かってワインボトルを投げ入れ、逮捕されたという。
この試合ではアウェイのユナイテッドが1-2と勝利。ウェイン・ルーニーが決勝弾をあげ、ユナイテッドは今シーズン初となるアウェイでの勝利を記録し、4位に浮上していた。
事件が起きたのは56分すぎである。キーラン・ギブスのオウンゴールでユナイテッドが先制に成功すると、この男性は件の犯行に及ぶ。記事によれば、このボトルはユナイテッドのスタッフに直撃し、その後、男性は逮捕されたという。
仮に犯行が認められれば、この男性はエミレーツ・スタジアムへの入場を今後禁じられることとなり、警察側とアーセナル側は監視カメラを用いて犯行の実態を分析することとなっている。
しかし、そもそも瓶物をスタジアムに持ち運ぶことができたという点でセキュリティ面に問題があったことは間違いない。エミレーツ・スタジアムのベンチ周辺の警備体制については以前、サー・アレックス・ファーガソン監督も指摘しており、「近代的なスタジアムを建設する時、こういうことが起きてはいけない。薄いヘルメットが必要だよ」と批判していたという。