今年最後のインターナショナルマッチウィークが終わり、今週末は各国でリーグ戦が再開。イングランドのプレミアリーグでは本日22日、アーセナル対マンチェスター・ユナイテッドというビッグゲームが行われる。
11節が終了し、首位チェルシーから勝ち点12差の6位アーセナル、そしてさらに1ポイント離されている7位ユナイテッド。優勝が目標の両チームにとって3位のマンチェスター・シティを含む“青組”に付いていくため、ぜひとも勝利が欲しい一戦。ただ、代表戦明けということもあり、選手起用法などなかなか難しい面がありそうだ。
『BBC』によると、公式戦で過去219回対戦している両者。対戦成績はユナイテッドの92勝48分79敗となっているが、その中にはこんな試合もあった。
今から88年前、1926年1月26日に行われたハイベリーでの対戦の様子。
寒いわりに雪が少ないため、数センチ積もっただけで結構なニュースになるイギリス。ところがこの日は全国的な大雪に見舞われ、アーセナルの旧ホームスタジアムも真っ白。右に立つ赤いユニフォームを着たアーセナルの選手は見るからに寒そうである。(左のユナイテッドの選手が着ているのは当時の“ホーム”ユニフォームで、白に赤のV字、黒ソックスという組み合わせ)
試合は、アーセナルがジェームズ・ブレインの2ゴールなどで3-2と勝利。25,252人の観客が雪の中の一戦を見届けたとのことだ。
こちらは当時、ハーバート・チャップマン監督が就任した翌年である1926年のアーセナルFCを伝える貴重な映像。ホームでのアストン・ヴィラ戦の様子なども含まれている。