22日、東南アジアのNo.1ナショナルチーム決定戦、スズキカップ2014がついに開幕。初日はフィリピン対ラオス、ベトナム対インドネシアの2試合が行われ、グループ屈指の好カードとなった後者は、地元ベトナムが2度のリードを守り切れず引き分けという結果に終わった。(前者はフィリピンが4-1で勝利)
8か国が2つのグループに分かれて戦うグループステージ。その開催地の一つであるベトナムの代表チームは現在、日本人の三浦俊也監督に率いられていることでも知られる。Jリーグの大宮アルディージャやコンサドーレ札幌で実績を残した51歳の指揮官のもと、2008年以来2度目の優勝を狙う彼らだが、今回、大会の開幕直前になって慌ただしくサプライヤーの変更と新ユニフォームを発表している。
2009年からNikeと契約していたベトナムは19日、タイ最大のスポーツ用品メーカーであるGrand Sportと5年契約を結んだことを発表。契約は2015年からだが地元開催のスズキカップ2014に向けた新ユニフォームも同時にお披露目され、伝統的な赤のホームはもう一つの国旗カラーである黄色を差し色として配したシンプルなデザインとなった。
昨年コンサドーレ札幌でプレーしたベトナム代表の中心選手レ・コン・ビンと、Grand Sportのタラ・プルクチャオーム(Thara Pluckcha-oom)CEO。アウェイも伝統的な白を採用。テンプレートはホームと同じようだが、ドット柄の“かわいい系”デザインがなかなか新鮮だ。
グループの上位2チームがホーム&アウェイ方式の決勝トーナメントへと進むスズキカップ。ベトナムはこの後、25日にラオス、28日にフィリピンと対戦する。