11月16日、『Daily Mail』は「イタリア・セリエAのローマは、リヴァプールに所属しているイングランド代表DFグレン・ジョンソンを獲得しようと考えている」と報じた。
グレン・ジョンソンは1984年生まれの30歳。2009年にポーツマスからリヴァプールに入団し、長く同クラブで活躍しているサイドバックである。
彼の契約は2015年6月30日までとなっており、両者の間では更新の手続きは進んでいない。一説には週給9~12万ポンド(およそ1640~2200万円)を支払っていると言われているリヴァプールは、これ以上の負担を望んでおらず、ジョンソン側が納得するだけの条件を提示できていないとのことだ。
もし契約更新の交渉がうまく進まなかった場合、ジョンソンは6月の段階でフリーとなる。ローマは移籍金が必要ないのであればジョンソンが求めているだけの給与を支払う用意があるという。
とはいえ、アシュリー・コールは今夏移籍した際に給与が3分の1以下になったと言われており、ローマで最高給と言われているデ・ロッシでも650万ユーロ(およそ9億2000万円)。それに近い額をグレン・ジョンソンに支払うというのは、にわかには信じがたい話である。