13日に開幕した2014年度ガルフカップ。2日目はUAE対オマーン、イラク対クウェートの2試合が行われた。

近年力を付けているUAEと、停滞しているオマーン。良い守備を見せる後者が激しいプレーで頑張りを見せるも、前線のタレント不足が目立ちチャンスが乏しい展開に。UAEもオマールの素晴らしいパスやアハマド・ハリルのフリーキックから得点機会があったものの決められず、0-0のスコアレスドローに終わった。

イラクとクウェートの試合は劇的な幕切れとなった。互いにサイドは攻められるものの中央を切り崩せない展開で得点が動かないまま後半ロスタイムに突入。

しかし最後に鮮やかなゴールが飛び出す。右サイドでボールを受けたアル・ムターワが中央に切れ込み左につなぎ、ファハド・アル・アネージがゴール右隅に見事なミドルシュートを叩き込んだ。クウェートは参加している8チーム中唯一の勝利をあげたチームとなった。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介