『Tuttosport』は「U-21欧州選手権の抽選会に出席したパヴェル・ネドヴェドは、イタリアサッカーは目を覚まさなければならないと話した」と報じた。
かつてユヴェントスで活躍し、そして現在は委員会の一員として経営に関わっているパヴェル・ネドヴェド。バイエルンとローマの対戦が2試合合計で9-1と劇的な結果になったことに対し、国外との大きなギャップが生まれていると話した。
パヴェル・ネドヴェド
「バイエルン・ミュンヘンとイタリアのチームの間のギャップは大きい。ローマはこの2シーズンでユヴェントスと戦ったのを見てきた。それは劇的なものではなかった。
イタリアのサッカーは、もはや過去にあったほど良くはない。全てにおいてそう見える。しかし、私はそれを最高の位置に戻すことは可能だと思っている。
イタリアは眠っている。目を覚ます必要がある。
ユヴェントスは自前のスタジアムを持っており、全ての試合でチケットは完売だ。ほかのクラブは再生のためにこの例に従ってほしい。
ユヴェントス・スタジアムやその中のミュージアムは自分のキャリアの中でももっとも美しいものだし、その歴史の一部であったことを非常に誇りに思っている。
(バロンドールについて)
ビッグクラブのゴールキーパーは、試合で1、2回のセーブのためにそこにあるが、常に決定的な力を見せなければならない。
マヌエル・ノイアーは非常にいいゴールキーパーであり、バロンドールに値する。しかし、ブッフォンとの選択を迫られるなら、ブッフォンを選ぶね。
私は間違いなくブッフォンを手にしたい。現在でいえば、ノイアー、ブッフォン、そしてクルトワは世界で最高の選手だろう。
(ユヴェントスのファンについて)
ファンはいつも良くしてくれた。スタンドにいるときにさえ、彼らは私のことを歌ってくれた。いつだって鳥肌が立つほどだったし、ただ感謝することしかできないよ」
また、同じくそれに出席したマレク・ヤンクロフスキは、非常にまじめで練習の鬼だったことで知られるネドヴェドのエピソードを明かしている。
マレク・ヤンクロフスキ
「2004年のEUROでオランダに歴史的な勝利を収めた。我々はビールで祝おうと決めたんだ。そしてパヴェルの部屋に行ったら、彼はもうパジャマを着ていたんだ」