UEFAはU-21欧州選手権の開催国数を拡大させるだろうと、オランダ『AD.nl』が伝えている。

2年に1度、奇数年に開催されるアンダー世代の欧州王者決定戦、『UEFA U-21 EURO』。これまで、アンドレア・ピルロやペトル・チェフ、アルベルト・ジラルディーノ、クラース・ヤン=フンテラール、フアン・マタ、ティアゴ・アルカンタラといった錚々たる面々が大会MVPを獲得しており、新たなスター候補が輝く舞台である。

次回大会は2015年6月に開催される予定で、昨日そのグループステージ抽選会が行われたところであった。UEFAに加盟する53(現在は54)の国と地域が予選とプレーオフを戦うが、本戦に出場できるチームの数はわずかに8つ。今大会でも前回王者のスペインやフランス、オランダといった強豪国がプレーオフでこぞって敗退しており、本戦に出場するまでが大変な大会として知られていた。

しかし、そんな同大会でも出場国数が拡大されるようだ。記事によれば、UEFAは出場国数を現在の8から12へと増加させる計画があり、2017年大会から導入する可能性があるという。

ミシェル・プラティニ会長就任以降、拡大路線をとってきたUEFA。2016年欧州選手権からは開催国数がこれまでの16から24まで増加することが決定しており、機会均衡を狙いUEFAチャンピオンズリーグでもランキング下位国のチームが本戦に出場しやすくなるようフォーマットが変更されている。新たなコンペティションである『UEFAネイションズリーグ』もじきに開幕予定であり、常に新たな可能性を探っているという印象である。

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