現地時間5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ第4節アヤックス対バルセロナの試合は、0-2でバルセロナが勝利した。
Xavi (11,195 m), Sergio (11,032) and Suárez (10,605) covered the most ground today http://t.co/o7WSdBwtr2 #FCBLive pic.twitter.com/gqTNWa806c
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With his two goals today, Leo Messi has equalled Raúl's all-time record of 71 in the Champions League #FCBlive pic.twitter.com/nmNFwlYcwJ
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得点はリオネル・メッシによる2得点。メッシはこれでUCL通算71得点とし、弱冠27歳にしてラウール・ゴンザレスが持っていたUCL最多得点記録に到達している。この日はネイマール、ルイス・スアレスとともに3トップを組み、アヤックスゴールを襲い続けた。試合に勝利したバルセロナは、第4節をもって決勝トーナメント進出を決めている。
一方、この試合に敗れたアヤックスは勝ち点2に留まり、勝ち抜けの可能性が消滅した。残り2節、UEFAヨーロッパリーグ行きを賭け勝ち点1差で迫るAPOELと凌ぎを削ることになる
そんなこの試合が行われたのは、アヤックスのホーム、アムステルダム・アレーナである。決勝トーナメント進出の可能性が消え、試合後サポーターも激怒しているかに思われたが・・・アヤックスのゴール裏では素敵なコールが飛んでいたようだ。
そう、かつてアヤックスに長く在籍し、チームに数々のゴールをもたらしたルイス・スアレスにチャントを送っていたのだ。
しかも、この映像から試合後すぐのシーンであることが分かる。彼らはアヤックスの選手たちの健闘を讃える前に、かつてのスター選手に対しての歓迎のメッセージを送っていたのだ。
このチャントを聞いたスアレスはセンターサークル付近からアヤックスゴール裏の方を向き、拍手で応えた。これにアヤックスサポーターはまた盛り上がり、久々の再会を果たしたというわけだ。
2007年から2011年まで、計5シーズンをアヤックスで過ごしたスアレスは長女のデルフィーナちゃんもこの時代に授かっている。159試合111得点という驚異のペースでゴールを量産し続け、その名を世界中へと轟かせた。良い時も悪い時もともに戦ったサポーターと選手の友情は、クラブが変わっても不変である。