現地時間26日、イタリア代表のジョルジョ・キエッリーニを噛み付いたとされる件について、 FIFAはルイス・スアレスに対して代表戦における公式戦9試合の出場停止と、4ヶ月間の選手活動禁止処分を言い渡した。
What Luis Suárez's four-month ban means for Liverpool
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— Guardian sport (@guardian_sport)
2014, 6月 26
スアレスはこれでリヴァプールでも4ヶ月間サッカーに関わる活動ができなくなり、事実上10月末まで試合に出場することができなくなった。
英国『Mail Online』によれば、スアレスがリヴァプールの選手として欠場するのは 13試合。8月16日に予定されているプレミアリーグの開幕戦サウサンプトン戦から第9節のハル戦まで、UCL等を含めシーズンのおよそ1/4程度を棒に振ることになる。
そんなスアレスだが、ご存知の通り噛み付き騒動を起こしたのは今回が初めてではない。アヤックス時代に1度、リヴァプール時代にも1度処分を受けており、今回が3度目の“御用”となった。
が、しかし。その内訳を見てみるとものすごいことが分かった。 なんとスアレスは、噛み付き事件だけで計39試合の出場停止処分を受けていた(受けることになった)というのである!
【アヤックス時代】
・2010/11シーズン対PSV戦(オトマン・バッカルに噛みつく)⇒7試合の出場停止処分
【リヴァプール時代】
・2012/13シーズン対チェルシー戦(ブラニスラフ・イヴァノヴィッチに噛みつく)
⇒10試合の出場停止処分
・2014年W杯イタリア代表戦(ジョルジョ・キエッリーニに噛みつく)
⇒代表戦における公式戦9試合出場停止処分
⇒4ヵ月間の選手活動禁止処分(リヴァプールの選手として13試合出場停止)
【通算】
39試合出場停止処分
39試合といえば、プレミアリーグの1シーズンに相当する試合の数である。
選手生命が決して長いとは言えないサッカー選手にとって、出場期間を1年間失うというのはあまりにも痛すぎるが・・・過去の過ちから学ばない選手には、これくらいの処分が妥当なのかもしれない。