マンチェスター・ユナイテッドがベンフィカのMF、エンソ・ペレスの獲得を目指しているようだ。
『Express』によれば、ユナイテッドは1月の移籍ウィンドウでの獲得を目指しており、ペレスとベンフィカの契約に設定されている2350万ポンド(およそ42.5億円)の売却条項を行使しようと考えているようだ。
昨シーズン、ホルヘ・ヘスス監督の下で活躍したペレスは、ワールドカップのアルゼンチン代表にも選出され準優勝に大きく貢献。夏の移籍ウィンドウでもユナイテッドへの加入が噂されたものの、28歳のMFはベンフィカと4年の契約延長を行った。
新たな契約を結んだばかりのペレスとベンフィカだが、ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督はその後もペレスについてチェックしている。夏にはバレンシアがペレス獲得を狙っているとも報じられており、他のライバルが動き出す前に獲得へ動く事を決めたようである。
中盤の補強が必要なユナイテッドには多くの選手との間で移籍の噂が流れている。プレーメーカーや汗かき役の名前が多く、ローマのケヴィン・ストロートマン、ユヴェントスのアルトゥロ・ビダルなどが噂されている。しかし、今回の『Express』の報道によれば、ペレスの売却条項を行使する事を検討しているようだ。
ファン・ハールの構想では、ペレスを中盤のダイアモンドの右で起用するつもりであり、同胞のアンヘル・ディ・マリア、マルコス・ロホらの在籍をうまく利用したい考えのようだ。