英国『Independent』は、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督とチェルシーの主将ジョン・テリーがロンドン地下鉄の車内アナウンスを担当することになると伝えた。

ロンドンを走る地下鉄、通称"The Tube"。UNDERGROUNDという愛称はロンドンを象徴する一つの風景としてしも世界中に認知されており、英国を訪れた人の多くが利用する公共交通機関である。 2012年に開催されたロンドン五輪の大会期間中には300近くある駅の名前がメッシ駅やワンバック駅に変更され、昨年もFA創設150周年記念イベントの一環として、一時的にモウリーニョ駅やベッカム駅といった駅が誕生していた

そんなロンドン地下鉄がまたしてもフットボールと寄り添った企画を行う。英国では、11月11日が第一次世界大戦の追悼記念日として定められており、"Remembrance Day"と呼ばれている。この時期の英国フットボールシーンでは監督たちが胸にポピーに花を模したものを飾っているが、これもその記念日に向けたもの。もうじき訪れるRemembrance Dayを提唱するため、ロンドンを代表するヴェンゲル監督とテリーが車内アナウンスに挑戦するという。

【各駅ではすでにポピーの柄があしらわれているよう】

記事によれば、ヴェンゲル監督が担当するのはホロウェイ・ロード駅とフィンズバリー・パーク駅のアナウンス。こちらはミケル・アルテタとともに行う。一方、テリーはスタンフォード・ブリッジから最も近いフルアムボードウェイ駅、アールス・コート駅、そしてウェスト・ブロプトン駅を担当する。

また、これらの選手、監督以外にもトッテナム・ホットスパーからはアンドロス・タウンゼントとベン・デイヴィスが、QPRからはジョーイ・バートンとロブ・グリーンが、そしてフラムからはスコット・パーカーが車内アナウンスを行うことになっている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介