プレミアリーグのクラブを指揮する監督の中で、現在最も就任期間が長いのはもちろんこの男である。
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— Arsenal FC (@Arsenal) 2014, 10月 16
1996年からチームを率いるフランスの名将、アーセン・ヴェンゲルだ。名古屋グランパスを離れたヴェンゲルは同年9月30日、ブルース・リホの後任としてアーセナルの指揮官に就任した。チームの再建を託されたヴェンゲルは若手の育成に力を入れるなど独自の路線を築き上げ、2003-04シーズンにはプレミアリーグで115年ぶりの無敗優勝を達成。すでに1000試合以上を指揮し、アーセナルを真のビッグクラブに育て上げた。
そんなヴェンゲル監督にとって、今シーズンは19シーズン目の指揮となる。ヴェンゲル監督がチームを初めて指揮した1996年10月12日から18年もの歳月が経過したわけだが、その当時のメンバーは一体どんな陣容だったのだろうか。『Squawka』が紹介している。
GRAPHIC: Arsene Wenger's very first Arsenal starting XI vs. Blackburn on October 12th 1996. pic.twitter.com/42hA5m9GR9
— Squawka Football (@Squawka) 2014, 10月 12
GK:デイヴィッド・シーマン
DF:リー・ディクソン、マーティン・キーオン、スティーヴ・ボールド、トニー・アダムス、ナイジェル・ウィンターバーン
MF:パトリック・ヴィエラ、ポール・マーソン、デイヴィッド・プラット
FW:ジョン・ハートソン、イアン・ライト
1996年10月12日のプレミアリーグ第9節、アーセナルはアウェイでブラックバーン戦に挑んでいる。
この試合で先発出場したメンバーは上記の11名であるが、プレミアリーグの歴史を彩った名選手ばかりである。中でも最終ラインには"famous 4"の愛称で知られた鉄壁のDFたちが揃って出場している。また、現在チームのコーチを務めるスティーヴ・ボールドの名前もある。
ちなみに、ヴェンゲル監督の初陣は2-0で勝利。ショーン・ライト=フィリップスの父親でも知られ、アーセナルで185得点を叩き出したレジェンドであるイアン・ライトが2ゴールを決めている。この試合ではこの後のアーセナルの中盤を支えるレイ・パーラーも途中出場しており、非常に豪華なメンバーが揃っていたことが分かる。
なお、このシーズンのアーセナルは19勝11分8敗でプレミアリーグを3位で終えているが、翌1997-98シーズンにはプレミアリーグとFAカップの2冠を達成している。