23日に行われたUEFAヨーロッパリーグのグループC第3節、トッテナム・ホットスパー(イングランド)対アステラス・トリポリス(ギリシャ)で、アルゼンチン代表のエリック・ラメラが“やばすぎる”ゴールを決めた。

ラボーナ!!!

1948年にアルゼンチンの選手が初めて披露した“ラボーナ”は、軸足の裏側から蹴り足を交差させて蹴るテクニカルな技で、利き足に絶対の自信を持つ(逆足に自信を持たない、ともいう)選手が、主に利き足と逆のサイドから折り返す際に使用されることが多い。

当然、あまり威力の出る蹴り方ではないのでシュートの際に使われる機会は少なく、特にトップリーグではそのリスクの大きさから“サーカスプレー”とも受け止められかねないため、これほど強く、美しい軌道で決まることは極めて稀と言えるだろう(利き足でもこれほど綺麗に決められる選手は意外といないものである)。

ところでこの技の発祥国ということもあって、エルナン・クレスポやアンヘル・ディ・マリアらアルゼンチン人が好んで使用する印象があるが、どうやらラメラもユース時代から得意にしていたようだ。

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試合はトッテナムが5対1でアステラスに快勝。グループリーグ初勝利をあげ、勝ち点5で首位ベジクタシュと並んでいる。

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