現地時間18日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第8節、1FCケルン対ボルシア・ドルトムントの試合で、ケルンの大迫勇也が決勝アシストを記録した。

受け手に優しい正確なクロス。

前節、アイントラハト・フランクフルト戦では先発し安定したポストワークを見せた大迫。しかし決定機を逃したこともあり、この試合はベンチからのスタートとなった。

チームは前半終了間際に先制したものの後半開始早々に同点とされ、地力で勝る相手に押し込まれる展開が続いたケルンは後半19分に大迫を投入。その10分後、右サイドで受けた大迫から中央のツォラーへボールが渡りこのゴールが生まれた。大迫にとって移籍後初のアシストが、チームの連敗を3でストップさせる決勝点になったのである。

ゴールこそ決められなかったが、香川真司擁するドルトムント相手に確かな技術を披露し結果を残した大迫。今月の日本代表メンバーから外れるなど、代表・クラブの双方でやや難しい状況に置かれているが、プレー内容は悪くないだけにまだまだ巻き返しは十分に可能だ。次戦以降に期待しよう。

なお、代表戦による中断前に怪我からの復帰を果たした長澤和輝だが、この試合はベンチ外となった。

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