現地時間15日、UEFAは2016年欧州予選選手権の予選セルビア対アルバニア戦で発生した件に関して、懲戒の手続きを開始したと発表した。

すでに伝えられている通り、現地時間14日ベオグラードで行われたセルビア対アルバニア戦の試合では、アルバニアサポーターと思われる人物がコソボの領有権に関する政治的メッセージを載せた無人飛行機をスタジアム上空に飛行させたことに端を発する騒動が発生。その光景は混沌としており、主審の判断により試合は中止になっていた。

今回の一見では政治的意思の介入、選手への暴力性、さらには警備上の問題といった様々な点で問題が発覚しており、両チームにはUEFAから重い処分が下ると予想されている。

そんな今回の件に関してUEFAは早速を声明を発表し、懲戒の手続きをスタートさせると認めている。UEFAの手続きの対象となる行為は以下の通り。

セルビアサッカー協会

・花火、発炎筒の打ち上げおよび投げ入れ
・集団による妨害
・サポーターの侵入
・警備体制の不備
・レーザーポインターの使用

アルバニアサッカー協会

・プレーの拒否
・不正バナーの掲示

懲戒については10月23日、UEFA管理・倫理・規律委員会で審議される。

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