数か月前から大きな話題を振りまいてきたインディアン・スーパーリーグがついに12日に開幕を迎えた。
スケジュールとしてはこれからおおよそ1日1試合(時々休息日がある)が行われることになっており、12月10日までレギュラーシーズン、12月13日からトーナメント方式の決勝大会が行われる。
本日キックオフされた記念すべき開幕戦は、アトレティコ・コルカタ対ムンバイ・シティ。
リーグ最初の試合とあって両チームには堅さが見られる内容となったが、前半27分にアトレティコ・コルカタが先制点を奪取! 夏までジローナでプレーしていたジョフレのパスから、エチオピア代表FWフィクル・テフェラがループシュートを決めた。
そして69分、アトレティコが美しいゴールで2点目。スローインからクリアされたボールをボルハ・フェルナンデスがトラップし、そのままハーフボレーでミドル!
さらに後半ロスタイムにも追加点。右サイドに飛び出したフィクル・テフェラからの折り返しをアルナルが押し込んで3点目。
アトレティコ・マドリー、スペインとのコネクションを活かしてメンバーを集めたアトレティコ・コルカタがムンバイ・シティを3-0と粉砕し、初戦を飾った。まだ1試合しか行われていないうえ、1日1試合という珍しいレギュレーションであるために順位表はほとんど役に立たないと思うのだが……まあ、とにかくこれで首位は首位である。
なお、アトレティコ・コルカタのルイス・ガルシアは先発出場して87分までプレー。ムンバイ・シティのマーキーであるニコラ・アネルカはベンチ入りしなかった。