10月5日、『Skysports Italia』は「ナポリのラファ・ベニテス監督は、解任の噂に対して『困惑している』と話した」と報じた。

第2節、第3節でキエーヴォ・ヴェローナ、ウディネーゼに連敗したナポリ。その際にはアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がラファ・ベニテス監督の解任を考えていると報じられ、後任はフランチェスコ・グイドリンになるのではないかとも言われていた。

ただ、その後は調子を戻し、先週末のトリノ戦でもインシーニェとカジェホンのゴールが決まって2-1と勝利。ベニテス監督はそれら解任を求める声があったことに対して困惑していたと明かした。


ラファエル・ベニテス ナポリ監督

「(試合について)

守備の面では改善する必要がある。それは確かだが、今夜はいくつかの良い部分を見ることができた。3連勝は明らかにいい傾向であるが、必要なのはもっと向上するために何が必要かを分析することだ。

今夜は簡単ではなかった。ハムシクとブリトスを失っていた。勝利のためには頭脳と気持ちが必要だと言ったが、それは正しかった。トリノのゴールキーパーがマンオブザマッチだね。

(無得点が続いていたインシーニェが決めた)

私にとって重要なのは彼の仕事率である。フットボールにおいては、じっと立っている選手について話すことは出来ない。守備でも攻撃でも仲間を助けなければならないからだ。ロレンツォ(・インシーニェ)はそれが出来る。フィニッシュはもう少し正確にする必要があるがね。

(以前あった解任の噂について)

「緊張はなかった。昨季の結果があって、その上でそう言われたことに困惑した。この街には多くの情熱があることは知っているが、より財政的に強いクラブがある。そのギャップを縮めるために、我々はより熱心に働かなければいけない。

怒られたか? いいや。困った話だね。チームはセリエAでの新記録を作り、10のアウェーゲームを勝ち取り、コッパ・イタリアを獲り、100点を取ってリーグ3位になった。

このチームが昨年より弱いとは思わない。新しい選手が馴染むまでは、その可能性を最大限に表現できていないのだと思っている。

(たびたび家族のいるリヴァプールに戻ることについて)

多くの人がこれを知っているが、私はトレーニンググラウンドに住んでいるだけの監督ではないんだ。時に数日間家族の姿を見に行く。本来はここに彼らを呼び寄せたいが、子供たちが勉強しているときには、それは簡単ではないのだ」


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