10月3日、『Skysports』は「リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督は、イタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得は『計算されたリスクだ』と話した」と報じた。
今夏ルイス・スアレスをバルセロナに放出したリヴァプールは、移籍マーケット終盤にACミランからマリオ・バロテッリを獲得。1600万ポンド(およそ27億円)というバーゲン価格ではあったが、バロテッリという選手の不確実性から多くの疑問が寄せられていた。
リヴァプールで歓迎を受けたバロテッリであるが、目覚ましい結果を残せない状態が続いており、チームの調子も上がっていない。そのため現在はこの補強の判断にも多くの疑問が上がっている。
しかしブレンダン・ロジャーズ監督は、これらについては選手の可能性と価格を考えたもので、リスクは計算されていると話した。
ブレンダン・ロジャーズ リヴァプール監督
「私はいつも言っているが、それらは選手の有用性と値頃感に関係している。マリオはそれらにおいて、最後に獲得可能な正しい存在だった。
彼が来た時に言った。それは予測されたリスクであり、それをチームの中で働かせなければならないという試みの上で動いている。
我々は他のストライカーを獲得するという試みは行っていたが、それは1つ、あるいは別の理由で実現しなかった。従って、移籍マーケットの終盤になった時、薄い選手層のままで行くのか、あるいはリスクがあっても質の高い選手を取るか、それを経験に照らし合わせての決断を行った。
振る舞いという点では、彼はここで要求されているものや、インテンシティ、練習量など、それらには熱心に取り組もうとしている。ゴールという点で考えると、彼は改善する必要がある。単純な話だ。この瞬間では、望まれたようなゴールの数は決めていない」