我らが日本代表は10日金曜日に新潟のデンカビッグスワンスタジアム(新潟スタジアム)でジャマイカ代表と対戦する。
カリブ海に浮かぶジャマイカといえば日本が初めてW杯に出場した1998年フランス大会の3戦目に戦った相手であり、最近ではアジア大会でU-21代表のエースとして5得点を記録した鈴木武蔵の父親の出身国としても知られている。
何より世界のスーパースター、ウサイン・ボルトを筆頭にアサファ・パウエル、ベロニカ・キャンベルらを生み出したアスリート大国、“怪物”の産出国として誉れ高く、近年の五輪と世界陸上で大国アメリカと対等に渡り合うほど圧倒的な存在感を示しているのは周知のことだろう。
今回のジャマイカ代表にも日本戦でプレーを見たいフィジカルモンスターといえる選手がサッカー界にもいるのをご存知だろうか。
2012年に見せたワンプレーでその名を世界に轟かせたFWダレン・マトックス(Darren Mattocks)だ。
Crossbar is 8 feet high. Mattocks' head looks to be about 10 feet off the ground with his feet at least 4 feet up #MLS pic.twitter.com/DPv6ebLH
— Total MLS (@TotalMLS) 2012年7月12日
ジャマイカのポートモア出身、1990年生まれのマットクスは24歳。
2012年にMLSのバンクーバー・ホワイトキャップス入り、そしてルーキーイヤーに見せた上記FCトロント戦でのハイパージャンプはまさにセンセーショナルだった。相手GKが伸ばした手より文字通り頭ひとつ抜け出た打点のヘディングは常人離れしているとしか言いようがない。