9月17日、『朝鮮日報』は「徴兵を終えアル・ジャイシュへの移籍を決めた監督代表FWイ・グノは、海外で5年以上現役を続けたいと意欲を見せた」と報じた。
かつてジュビロ磐田、ガンバ大阪でもプレーしたイ・グノは、2012年に韓国に戻り、2013年から兵役に入っていた。尚州尚武フェニックスではエースとして活躍を見せてきたものの、Kリーグ1部に昇格した今季は苦しい状況が続いている。
本人もこれまで4ゴールと結果を残せていない中でチームを離れることは苦しいと話しながらも、再びの海外進出に向けて大きな意欲を語っている。
イ・グノ
「一番悔しいのはチームの成績(26試合を終えて12チーム中9位)だ。パク・ハンソ監督と会えないのも寂しい。
長期間活躍したい。長い間海外で活躍することが、認められることにつながる。イ・ドングク(全北現代)先輩を見ると、いつも刺激を受ける。
今後カタールで5年以上現役を続けたい。僕はまだ引退の話をする時期ではないけれど、海外で長くプレーして、そして最後にKリーグに戻りたい。
(カタール行きの決断について)
ワールドカップが終わって、複数のクラブからオファーが来た。ヨーロッパからも来たが、正直条件が良くなかったし、メジャーなリーグでもなかった。年齢の問題もあるし、移籍金も発生する。現実的な部分が、欧州に行かなかった理由だ。
カタールは、金銭的な部分、チーム内での待遇が拒否することが出来ないほどに良かった。また、韓国の選手たちがたくさんプレーしていることも理由になった。
チームの都合から言えばシーズンが終わってから移籍して欲しかっただろうが、蔚山現代が大きな助けになってくれた。難しい決断を下してくれたソン・ドンジン会長、チョ・ミングク監督には本当に感謝している。
アル・ジャイシュは多くのお金を費やして外国人を獲得している。試合に出るには努力が必要だ。それが一番の悩みであり、すぐに出場するのが目標だ。
19日に大事な試合(レフウィヤ戦)があるので、すぐに合流するようにした。そこに出場できるようにいい準備をしたい」