12月4日と7日、今年初めて2部を創設したKリーグの昇格・降格プレーオフの2試合が行われる。
Kリーグ・クラシック(1部)で12位となった江原FCと対戦するのは、昨季韓国の歴史上初の降格チームとなった尚州尚武FC。韓国軍体育部隊が母体となっていることで知られるチームは、今季韓国代表選手であるイ・グノ、イ・サンホ、イ・ホ、キム・ドンチャンなどが兵役に就いたため戦力が充実。
イ・グノとキム・サンヒョプの二人が15ゴールをあげて同率得点王(もう1人は高陽HiFCのアレックス選手)に輝くなど、2部レベルを超越した力を見せ、2位の警察庁FCに勝ち点13もの大差を付けてKリーグ・チャレンジ優勝を果たした。
2日には試合を前にメディアデーが開催された。出席した江原FCのキム・ヨンガプ監督は、会見に同席した現役韓国代表FWイ・グノへの警戒感を露わにしたと朝鮮日報紙が伝えた。
朝鮮日報
キム・ヨンガプ 江原FC監督
「イ・グノは韓国を代表するストライカーだ。ユース時代に教えたことがあるのでよく知っている。対応策はある」
イ・グノ
「いやいや、キム・ヨンガプ監督が知っていた時のような少年ではありませんよ」
パク・ハンソ 尚州尚武FC監督
「江原FCはイ・グノのことをよく知っているらしいので、スタメンからは外そうかな。いい情報を得たものだ(笑)
イ・グノは代表チームでも最前線に配置される。我々はセンターフォワードだけでなく、サイドなど様々なポジションを任せている。組み合わせに応じて使うよ」
イ・グノ
「まあ、自分がエゴを出さずとも、他の選手にチャンスが生まれるように一生懸命走りたいと思う」