9月10日、『Express』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルとチェルシーは、バレンシアに所属しているスペイン代表FWパコ・アルカセルの獲得に興味を持っている」と報じた。
フランシスコ・アルカセル・ガルシアは1993年生まれの21歳。スペインの各年代の代表チームで活躍したストライカーであり、2012年EURO U-19の優勝メンバーでもある。昨季バレンシアで出場機会を獲得すると活躍を見せ、公式戦37試合に出場して14ゴールを記録した。
さらに先日はスペイン代表にも選出され、ジエゴ・コスタが怪我で離脱したためにマケドニア戦ではスタメンで起用され、さらに1ゴール1アシストという結果も出して見せた。
現在所属しているバレンシアとの契約は2016年まで残っており、バイアウト条項(これ以上の額を提示すれば契約を解除できる)は1800万ユーロ(およそ24億6000万円)に設定されている。
アーセナルやチェルシーは1月に彼の獲得することを考えており、このバイアウト条項の額を支払うこともやぶさかではないという。一方でバレンシアは彼をチームに留めたいと考えており、契約を延長するとともに条件に付いて更新したい方針を設定しているとのことだ。