モータースポーツの最高峰、F1世界選手権は7日、第13戦となるイタリアGPの決勝が行われ、ポールポジションからスタートしたイギリス人のルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。今季6勝目をあげ、ドライバーズポイントランキング首位に立つチームメイト、ニコ・ロズベルグとのポイント差を22へと縮めた。
また、イタリアの高速サーキット「モンツァ」での恒例のグランプリということもあり、F1の公式タイヤサプライヤー、ピレリがスポンサーを務めるインテルの選手たちがパドックに登場。レースでお馴染みの「タイヤ交換」を体験した。
上はネマニャ・ヴィディッチ、フアン、マルコ・アンドレオッリ組、下はエルナネス、アンドレオッリ、ドド組。やはりタイヤを外すよりも装着する際の方が難しそうだ。ちなみに、新品タイヤ一本の重さは8kgほど。
こちらはブラジル人ドライバー、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)との記念写真の様子。
マッサは今回のイタリアGPにおいて、ハミルトン、ロズベルクのメルセデス勢に次ぐ3位に入り、ウィリアムズ移籍後初の表彰台を獲得。マッサの表彰台はフェラーリに所属していた昨年のスペインGP以来となる。
スタート前後のマッサのオンボード映像。今年から「エンジン」ではなく、復活したターボチャージャーやエネルギー回生システムを含む「パワーユニット」へと名称が変更されており、エンジン音もこれまでとかなり違うことが分かる。
こうした環境に配慮したレギュレーションの変更を受け、来年から日本のホンダが7年ぶりにF1へ復帰することが決まっている。(名門マクラーレンにパワーユニットを供給)