9月3日、『Inside』は「スペインプロリーグ連盟(LFP)は、ヘタフェにMFペドロ・レオンの登録を禁止する声明を発表した」と報じた。
ペドロ・レオンは1986年生まれの27歳。ムルシアやレバンテ、バジャドリー、ヘタフェでプレーした後、2010年にレアル・マドリーに入団したことで知られる元スペインU-21代表選手である。
今夏彼には移籍の噂があったものの、最終的にはそれは実現せずヘタフェに残留することに。セビージャやハノーファー96からの興味を受けていたものの、彼の移籍金の半分がレアル・マドリーに入るという契約になっていたため、交渉が上手く進まずに終わった。
更にそれに加えてヘタフェはチーム全体、およびペドロ・レオンの給与を削減することに失敗したことで、それが加わることによってリーグ機構と合意していた1700万ユーロ(およそ23億円)という予算を超過してしまった。
このため、ペドロ・レオンは現在リーグに登録することが出来ない状況となっているものの、今後スペインサッカー連盟(RFEF)との会談を行い、事態の解決を図っていく予定であるとのことだ。