8月29日、『Corriere della Sera』は「イタリア・セリエAのACミランは、スペイン代表FW フェルナンド・トーレスを獲得するため総額400万ユーロ(およそ5億5000万円)を負担した」と報じた。

昨日チェルシー、ACミランの間で合意に達した フェルナンド・トーレスの移籍交渉。本日彼はミラノに到着し、メディカルチェックを受けるとともに、メディアの取材に答えている。

ところで、この交渉に関して最も大きなハードルであると言われたのが、 フェルナンド・トーレスがチェルシーで受け取っている巨額の賃金である。媒体によっても違うものの、600~670万ユーロ(およそ8億2000~9億円)程度ではないかと言われている。

もちろん、これは近年財政的に恵まれていないミランにとって全額支払えるようなものではなく、どのような解決策が図られるのかが注目されていた。

今回の記事によれば、600万ユーロのうち400万ユーロ(およそ5億5000万円)をチェルシーが負担し、残りの200万ユーロ(およそ2億7500万円)をミランが負担することになるようだ。レンタル料は無料である。

なお、トーレスは2年のローンであるが、1年延長のオプションが付随しており、これを行使した場合はちょうどチェルシーとの契約が切れるため、そのまま残留することが可能となる。



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