8月22日、『Africanfootball』は「リールのコートジボワール代表FWサロモン・カルーは、ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクと交渉を行っている」と報じた。
かつてフェイエノールト、チェルシーで活躍したことで知られるサロモン・カルー。2012年にフリーエージェントでリールに加入してからはストライカーとして才能が開花し、チームのエースとして活躍してきた。
しかし、今夏フランスの増税に加えて、長らくチームの大口スポンサーを務めてきたPartouche Casinoが経営破たんに陥り、収入が大きく減少してしまったリールは、高額の給与を受け取っているサロモン・カルーを放出したいと考えており、500万ユーロ(およそ7億円)という値札を付けている。
カルー自身はプレミアリーグへの復帰を希望しているものの、現在のところはまだその話はなく、中東やトルコからオファーがあると言われていた。
そして今回接触してきたのが、上記のようにドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクであるという。彼らは既に今夏アーセナルを退団したニクラス・ベントナー、アトレティコ・マドリーからフランス代表MFジョシュア・ギラヴォギを獲得しているものの、それ以外を考えると意外に補強が進んでいない。
資金力があると言われながらもそれを見せられない状況になっているが、ここに来て大物を獲得することになるのだろうか。今後の動きに注目である。