現地時間12日、ウェールズのカーディフでUEFAスーパーカップが行われ、レアル・マドリーがセビージャと対戦した。

オールスパニッシュ対決となった今年の夏の祭典。これまで同大会といえばモナコのスタッド・ルイ・Ⅱで行われるのが恒例であったが、その方式も昨年から各国での持ち回しに変更されている。

試合はクリスティアーノ・ロナウドが2得点をあげ、マドリーが2-0と勝利した。マドリーのUEFAスーパーカップ制覇は実に2002年以来のことであり、この時には小野伸二擁するフェイエノールトと対戦。ロベルト・カルロスやグティのゴールで3-1と勝利している。

そんなこの試合で注目を集めたのがマドリーの先発メンバーであった。

トーニ・クロースやハメス・ロドリゲスといった世界的スターを相次いで獲得し、その選手層をさらに厚くした印象のあるマドリー。その初陣となる公式戦にどんなメンバーが起用されるか―。マドリーファンならずとも気になっていた人は少なくないはずだ。

ウェールズの夜に明らかとなったその顔ぶれは、サッカー史上に刻まれるかもしれないほど豪華絢爛な面々であった。

レアル・マドリー先発メンバー

GK:カシージャス
DF:カルバハル、セルヒオ・ラモス、ペペ、コエントラォン
MF:トーニ・クロース、モドリッチ、ベイル、ハメス・ロドリゲス、C・ロナウド
FW:ベンゼマ

こ、こりゃ贅沢…!

特に中盤より前のポジションにはまるで世界選抜のようなメンバーが揃っており、かつて“銀河系集団"と呼ばれた2000年前半のチームに匹敵する陣容である。

ちなみにこのスターティングイレブン、その移籍金を計算するともっと大変なことになった。

『Metro』によればその総額は3億8200万ポンド(およそ656億7000万円)。イケル・カシージャスを除くすべての選手に移籍金が発生しており、その平均額は1人あたり3470万ポンド(およそ59億7000万円)だと言うから驚くばかりである。

スターたちの抱擁もどこか神々しい。

なお、翌シーズンのUEFAスーパーカップはグルジアの首都トビリシにあるミへイル・メスヒスタジアムで行われる。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介