4ヵ月間の選手活動停止処分中のルイス・スアレス。現地時間8日にはスポーツ仲裁裁判所(CIS)での事情聴取が予定されており、処分の軽減が検討されている。

そんなスアレスはこれまで3度にわたり噛み付き騒動を起こしており通算39試合の出場停止処分を受けてている。二度あることは本当に三度あったわけだが、スアレスが次にプレーする先は“Més que un club(クラブを超える存在)”を理念に掲げるバルセロナ。これまでほど好き勝手な行動はスアレスといえど取ることは許されないだろう。

そこで気になるのが、「この次にスアレスが噛み付き事件を起こした際には一体どうなるのか?」ということである。スアレスとバルセロナとの契約内容には、“噛み付き条項”なるものが含まれているのだろうか?

バルセロナのジョゼップ・バルトメウ会長がコメントしている。

ジョゼップ・バルトメウ(バルセロナ会長)

「我々はこの決断を考え直すことをしなかった。あの噛み付き騒動の後、我々はルイスに話した。彼は悪いことをしたと理解していたよ。

彼は謝罪した。そのことが我々にとっては重要だった。それはつまり、彼自身が誤ったことをしたと分かっているということだ。もちろん彼は我々の街にやって来るし、われわれのクラブにやって来る。ルイス・スアレスを管理する手段があるだろう。リヴァプールで彼は完璧な選手だったからね。

(スアレスが再び噛み付き事件を起こせばどうなるか?)

その質問は、多くの人が我々に尋ねてくることだ。それが起きるかどうかについては話すことができない。今は分からない。今知っているのは、我々が責任を受け入れ、彼自身もこの責任を受け入れている。

(噛み付くことに関する)条項は(契約の中に)ない。もし条項が存在しているのであれば、そんなことは言わない。だけど、そんなものは存在していないよ」

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