8月5日、『Skysports』は「サッカークラブ経営の専門家であるデイヴィッド・ビック氏は、マンチェスター・シティの手法についてアーセン・ヴェンゲル監督が文句を言う立場にはないと話した」と報じた。
先日アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、マンチェスター・シティがアメリカやオーストラリアでクラブを購入し、グループ内で選手を行き来させることに対してルール違反の恐れがあるのではないかと懸念を表明。しかしデイヴィッド・ビック氏は「彼は文句を言える立場ではない」と反論した。
デイヴィッド・ビック
「アーセン・ヴェンゲルは、自分が処理できる水準以上のものを望むべきではない。
私は思慮深い人間を称賛するが、彼はローンや賃金の支払いなどの点で考慮されたビジネスを行っているマンチェスター・シティを根本から批判している。
資金を浪費しようが、節約しようが、誰もそれを批判することはできない。全ては現実に即している。規則の中で完結するよう熱心に働いているのだ。
ヴェンゲルはかつて資金を使いすぎることに関して大きな不満を述べていた男だ。ところが彼は今、他のクラブと競争するためお金を使うことを強いられている。
つまり(彼に批判されるということは)、それがマンチェスター・シティが良いビジネスをしていると見ることが出来る」