8月5日、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは「リヴァプールからスペイン代表GK ペペ・レイナを獲得した」と公式発表した。ただしメディカルチェックは今後行われる見込みとなっており、通過後に正式な契約が結ばれる予定である。移籍金は『L'Equipe』によれば300万ユーロ(およそ4億円)。
Goalkeeper Pepe #Reina (@PReina25) set for move from @LFC to #FCBayern. #Rummenigge confirms agreement. Medical to follow soon.
— FC Bayern English (@FCBayernEN) 2014, 8月 5
ホセ・マヌエル・レイナ・パエス、通称”ペペ・レイナ”は1982年生まれの32歳。バルセロナの下部組織出身で、トップチームでは活躍できずに放出されるもビジャレアルで守護神に成長。2005年にリヴァプールに移り、プレミアリーグでも屈指のGKとして名を馳せた。
しかし昨季はベルギー代表GK シモン・ミニョレの加入によってポジションを失い、恩師であるラファ・ベニテス監督率いるナポリにレンタル移籍。セリエAでも活躍は見せたものの買取はされず、リヴァプールに一度戻っていた。
絶対的な守護神 マヌエル・ノイアーを擁するバイエルン・ミュンヘンは、今夏信頼できるセカンドキーパーを探しており、当初はコスタリカ代表GKケイロル・ナバス(現レアル・マドリー)に接触していたが獲得に失敗。ペペ・レイナの話はほとんどなかったものの、この1,2日で話が一気に進展。交渉合意にこぎつけた。