8月3日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのリヨンの会長を務めるジャン=ミシェル・オラス氏は、8月31日までに2名の選手を売却することを考えている」と報じた。
数年前から経済的に厳しい状況に陥っていることで知られるリヨンは、生え抜きの若手への切り替えを進めるとともに、高給の選手を放出するという方針で動きを見せている。今夏は移籍金こそ取れなかったものの、フランス代表FWバフェタンビ・ゴミスがスウォンジー・シティへと去った。
ジャン=ミシェル・オラス会長は取材に対して以下のように話し、2名の選手を現金化したいと考えていることを明かした。
なおその2名とはフランス代表MFクレマン・グルニエ、同代表DFサミュエル・ウンティティのことではないかと推測されている。
ジャン=ミシェル・オラス リヨン会長
「会計士に対してより完全な口座の状況を示すため、我々は6月30日までに選手を売ることを考えていた。しかし、それが出来なかったとしても、我々が束縛されることはないことも示されている。
現在、私は8月31日までに2名の売却を行いたいと考えている。しかし、それは2015年6月30日までという期限で行うこともできる」