レアル・マドリーの歴代最多出場記録を所持し、通算323得点という歴代最多得点記録者にも名を残す真のレジェンドが、まもなく復帰することになりそうだ。

『MARCA』をはじめとするスペイン紙が、レアル・マドリーがラウール・ゴンザレスを新たなフットボールディレクターに任命するようだと伝えている。

2010年にマドリーを退団し、現在はカタールのアル・サッドでプレーするラウール。ラウールはこれまでにもテスティモニアルマッチなどでサンティアゴ・ベルナベウでプレーする機会を得ており、かねてよりマドリードが自身の「ホーム」であることを宣言していた。

今回の報道によれば、マドリーはラウールに主に移籍の面での統括を行うフットボールディレクター職を用意しているよう。現職のミゲル・ペルデサは近いうちにクラブを去る予定であり、早ければこの数ヶ月のうちにラウールが後任に就くかもしれないという。

以前、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がチームのコーチとしてラウールの復帰を考慮しているという報道もあったが、どうやらピッチ上ではなく移籍関係で手腕を発揮することになりそうだ。 

現在、かつて銀河系軍団と呼ばれた戦士たちが相次いで古巣での役職に就いているマドリー。ジネディーヌ・ジダンがBチームに相当するカスティージャの監督に就任しフェルナンド・イエロはトップチームのアシスタントコーチを務めることが決定している。

スペインの至宝と呼ばれた男の凱旋が近付いている。

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