長い下部リーグ生活を経て、2011年、35年ぶりにリーガ復帰を果たしたグラナダ。

資金難に陥っていた2009年夏、セリエAのウディネーゼを所有するイタリア人実業家、ジャンパオロ・ポッツォ氏がオーナーに就任(クラブの会長は同氏から信頼の厚いスペイン人のキケ・ピナ氏)。以降財政面が安定し、また無名選手や若手の発掘で世界的に評価の高いウディネーゼから選手を受け入れたことでチームも上昇気流に乗り、3部のセグンダBから2年連続の昇格で一気に1部へ。リーガでも17位、15位、そして昨季も15位という成績で残留を果たしている。

なお、ポッツォ・ファミリー(La famiglia Pozzo)は2012年からイングランド2部のワトフォードも所有しているほか、今月に入ってルーマニアの名門ラピド・ブカレストの買収が近いことも伝えられており、彼らのビジネススタイルに改めて注目が集まっている。

Granada 2014-15 Joma Home

グラナダは昨季までLuanviのサポートを受けていたが、6月にJomaとの契約を発表。2014-15ホームは伝統的な赤と白のボーダーに差し色として青が配されたデザインとなった。

首まわりはアシンメトリーデザインを採用。“GCF”はクラブの正式名称「Granada Club de Fútbol」の略である。

袖に入れられた“Luchar para ganar”はスペイン語で「勝つために戦う」という意味。

これが2014-15シーズンの基本的なラインナップで、左の黒がアウェイ、右の空色がサードのようだ。

胸スポンサーは、今年新たに契約したスポーツコンサルティング会社のSolver Sports Capital。

Jomaによる気合の入ったバリエーション。左から1、3、5番目が番号的にGKモデル、右端の白は女子チーム用?

◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ

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