7月24日、『L'Equipe』は「フランスサッカー連盟(FFF)は、今季から1部、2部、3部、そして女子のリーグでバニシング・スプレーを使用することを発表した」と報じた。
今月中旬、LFP(フランスプロサッカー連盟)会長のフレデリック・ティリエ氏がバニシング・スプレーの導入に合意したと発表されていた。
そして、24日に行われたFFFの会合で更なる検討が行われ、さらに3部に当たるナショナル・リーグ、女子リーグでも使用されることが決定したとのこと。おそらく同じくFFF管轄の大会であるクプ・ドゥ・フランス(フランスカップ)でも導入されるだろう。
先日まで行われていたワールドカップで使用され、世界的に大きな注目を集めることになったバニシング・スプレー。セットプレーの際に壁とボールの位置を指定することにより、ピッチ内での余計な揉め事を避ける効果があると高い評価を受けた。
これまで南米と韓国で使われてきたものであるが、ワールドカップをきっかけに凄まじいスピードで普及が進んでおり、すでにUEFAチャンピオンズリーグ、イタリア・セリエAとセリエBで導入が決まっている。