7月23日、『L'Equipe』は「ポルトガル1部のスポルティング・リスボンは、チェルシーから元フランスU-21代表FWガエル・カクタを獲得することを検討している」と報じた。
ガエル・カクタは1991年生まれの23歳。RCランスの下部組織出身で、2007年にチェルシーに引き抜かれた際には契約違反があったという疑いがかけられたものの、それだけの期待を集めていたともいえる選手。
しかしチェルシーではなかなか才能が開花せず、フラム、ボルトン、ディジョン、フィテッセなどへのレンタル移籍を経験。昨季はラツィオに半年間貸し出されたものの、ほとんど出場機会が与えられなかった。
カクタはチェルシーとの契約を2015年まで持っており、おそらくこの分ならば延長はないと思われる状況。クラブが移籍金を取ろうと思えば、今夏放出させることも予想される。
スポルティング・リスボンは今夏柏レイソルから田中順也を獲得したことで知られているが、もしカクタが加入するとなれば競争はさらに厳しくなりそうだ。