7月21日、リヴァプールに所属しているMFスティーヴン・ジェラードは、クラブ公式サイトで声明を発表。今回限りでイングランド代表から離れると明言し、今後はリヴァプールでの戦いに全身全霊を捧げていくと話している。


スティーヴン・ジェラード

「私は毎分、毎秒、祖国を代表して戦うことを楽しんでいた。2度とイングランドのシャツを着ないと理解するのは、自分にとって悲しい日だ。しかし、私はFA(イングランドサッカー連盟)との強い関係を継続し、様々な方法で出来るだけの支援をしていくことを楽しみにしている。

まず、自分のイングランドでの旅を全面的に支援してくれた家族と友人に感謝したい。そして、私の代表でのキャリアを彩ってくれた監督、FAのスタッフ、そしてもちろん私が幸運にもともにプレーできたすべてのチームメイトにも。特に、サポーターは素晴らしかった。ブラジルの時だけじゃない。彼らは常にチームを支えてくれた。たとえ残念な結果に終わった時にもね。

私は、特にロイ(・ホジソン)には感謝したい。彼が仕事を引き受けた時、キャプテンの役割を与えてくれた。僕が小さなころから夢見ていた、国で最も誇りある男にしてくれた。

これは自分がこれまでのキャリアで経験した中で、最も難しい判断の一つだった。ブラジルから戻って以来、私はこの問題に悩んできた。この結論に至るまで、家族や友人、その他の人々とも相談した。

最も重要なことは、フィールドに出た時にすべての力を発揮することができる……と保証できるよう、自分の体を世話していかなければならないということだ。高いレベルでプレーし続け、リヴァプールに全ての力を捧げられることを保証するために、これは正しい判断だったと信じている。今季アンフィールドでチャンピオンズリーグを戦うという点も、この判断の大きな要因だった」


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