7月21日、『La Repubblica』は「元イタリア代表MFデメトリオ・アルベルティーニ氏が、イタリアサッカー連盟(FIGC)会長選挙に立候補することを発表した」と報じた。

イタリアサッカー連盟の会長を務めていたジャンカルロ・アベーテ氏は、代表チームがブラジルW杯でグループステージ敗退という結果に終わったことを受け、昨月辞任を表明していた。それに従い、8月11日に会長選挙が行われることが決定している。

これまでFIGC副会長を務めてきたデメトリオ・アルベルティーニ氏は21日に記者会見を開き、会長選挙に立候補する意向を明らかにした。

なお、対抗馬はアベーテ前会長の後継者として支持を受け継いでいる全国アマチュアリーグ(Lega Nazionale Dilettanti)会長のカルロ・タヴェッキオ氏。事前の予想ではこちらが60%の票を持っていると報じられている。


デメトリオ・アルベルティーニ

「私は、自分が役に立てる可能性があると信じているので、会長になる意思を持っていることを連盟に伝えた。

最近、イタリアサッカーの風景に大きな変化があった。プランデッリ前監督とアベーテ前会長が辞任するとは考えていなかった。

しかし、私は多くの人々から電話を受けた。やってくれないかと頼まれた。自分が会長になることは大きなギアチェンジが要求されるが、自分にはできると信じている。

我々はこの状況を変える必要がある。特に若い選手の育成を改善させることに注目しなければならない。ドイツのモデルをコピーする必要はない。しかし、我々はその例から学習することが出来る」


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