今年1月、負傷したラダメル・ファルカオの穴を埋めるべくモナコへと移籍したのは元ブルガリア代表ディミータル・ベルバトフ。
ベルバトフといえば絵描きの才能にも恵まれ、見事に割れた腹筋を披露して話題となったが、代名詞といえばやはりマジカルなそのボールコントロール。
どんなに難しいボールも優しく扱い、難易度の高いボレーシュートを数多く決めてきた職人が、このほどまた新たにブリリアントな一発を沈めた。それがこちら。
コロンビアのアトレティコ・ジュニオルスとの練習試合に先発したベルバトフは、ヴァレール・ジェルマンからのクロスのリフレクションを難しい体勢からこのボレー。
もはや見慣れた光景とすら言えそうだが、ミートの瞬間を見ると、ベルバトフは足を大きく振っていない。足の振りを最小限に抑え、あくまで“足のどこに当てるか”だけを意識しているようにも見える。
今シーズンは、ラダメル・ファルカオとの激しいポジション争いが予想されるベルバトフ。技術というのは、何歳になっても落ちないものである。なお、試合は1-0でモナコが勝利している。
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