5月16日、『L'Equipe』は「モナコに所属している元ブルガリア代表FWディミータル・ベルバトフは、クラブとの契約を1年延長した」と報じた。
かつてトッテナム・ホットスパーやマンチェスター・ユナイテッドで活躍したことで知られるディミータル・ベルバトフ。2012年からはフラムでプレーし、昨年1月に負傷したラダメル・ファルカオの代役候補としてASモナコに移籍。当初はローンであったが、後にフラムとの契約が今季限りで解除されることが決まり、完全移籍に変更される方針が固まっていた。
『モナコ公式』
ヴァルディム・ヴァシリエフ モナコ副会長
「ASモナコにおいて、ディミータル・ベルバトフは才能を発揮した。彼は偉大な選手である。彼を来季もとどめておけることを非常に誇りに感じている」
『モナコ公式』
ディミータル・ベルバトフ
「ここを家のように感じている。とてもおもしろいシーズンになると思うよ!」
1月に加入したベルバトフ。フランスで2試合目となったクプ・ドゥ・フランスのニース戦で初ゴールを決め、さい先の良いスタートを切る。(リーグアン公式の動画は埋め込みが禁止されているため、お手数をおかけしますがリンク先への移動をお願いします)
リーグでは4試合目となったソショー戦で初ゴールを奪取。さらに続くリヨン戦でも得点を決め、ファルカオの代役という立場を超える活躍を見せる。
その後リーグでは4試合ゴールから遠ざかるも、34節からの3試合で4ゴールを奪取。特に4/20のニース戦では、彼らしい芸術的なループシュートを決め、世界中で話題となった。
半年で10ゴールという記録を残し、まだまだトップレベルにあることを証明したベルバトフ。来季はファルカオとコンビを組むことになるが、その化学反応も注目である。