現地時間19日、チェルシーは2014-15シーズン2試合目となるプレシーズンマッチに挑み、キングス・メドウスタジアムで英国4部リーグに在籍するウィンブルドンと対戦した。

試合は3-2でチェルシーが勝利した。試合は前半に2点を失われる幸先の悪いスタートだったが、78分からの11分間で怒涛の3得点を連取。W杯に出場したメンバーは帯同しなかったが、チームのキャプテン、ジョン・テリーは立て続けに2得点を挙げるなどその存在感を発揮し、新シーズンに向けとりえずの結果を残した。

そんなこの試合だが、対戦相手のウィンブルドンに思わず二度見してしまうようなものすごい体型をした選手がいたと密かに話題になっている。

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一瞬格闘技の選手かと錯覚するこの選手の名は、アデバヨ・アキンフェンワである。ウィンブルドンに所属する選手で、れっきとしたサッカー選手である。

実はこのアキンフェンワだが、Qolyでは以前に「プロレスラーになれそうなサッカー選手10名を選んでみた」という企画でご紹介したことがある。アキンフェンワは1982年5月10日生まれの32歳のFWで、この夏ジリンガムから加入した新戦力である(公式サイトには未だプロフィールなし)。

同クラブのHPでは"Bayo"と紹介されており、そのイカツすぎる体格とは裏腹にものすごく可愛らしい名前である。

そんなアキンフェンワの気になる体重だが、『SoccerBase』によると86.17kgとのこと。身長も185cmとやや高めなのだが、ジョン・テリー(187cm / 90kg)と比較すると・・・

アキンフェンワさん、明らかに体重で嘘ついてますよね・・・・。英国『Mail Online』によれば、180kgのベンチプレスを持ち上げることも可能で、人気ゲーム『FIFA14』では最も“強い"選手だという。

ちなみに、動画もあります。

半端じゃない太さの腕。そしてカワイイ声。プレーする姿はどうだろうか?

こちらはほぼ想像通りのプレースタイル。かつて、クリスティアン・ヴィエリが“重戦車"として相手DFをなぎ倒したが、アキンフェンワの体格ではフィジカルコンタクトで負けることはまずないだろう。

英国でも何気に人気のアキンフェンワは、Twitterのフォロワーがついに8万人を超えた。未だにプレミアリーグの経験はないが、「そういった選手たちより経験はあるぜ」と話すなど気合いも十分。

こうして、プレシーズンマッチで世界の広さを体験できるのはまさにサッカーの素晴らしい部分だろう。“ビースト"という愛称がありながらもどこかキュートなこのアキンフェンワの名を是非覚ていていただきたい。

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