『Liverpool echo』は「リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督は、スアレスを残留させるために出来るだけのことはやったと話した」と報じた。
今夏リヴァプールから8100万ユーロ(およそ110億円)という莫大な移籍金でバルセロナに移籍したウルグアイ代表FWルイス・スアレス。彼は常々リヴァプールに残るとメディアに話してきたものの、最終的には移籍を決断し、クラブを去って行った。
エースを失ったブレンダン・ロジャーズ監督であるが、「できることは全てやったが、彼がスペインでのプレーを求めた」と話し、今季はよりチームを強くすることを誓った。
ブレンダン・ロジャーズ リヴァプール監督
「我々は、ルイスを残留させるため、クラブとしてできる限りのことをした。しかし彼はスペインでプレーしたがっていた。不運なことだが、選手がこれ以上ここでプレーしたくないのであれば、クラブとしては考えざるを得ない。
退団は、彼自身の判断だった。彼はバルセロナへ行った。プレーしたいと思っていたクラブにね。
しかし、ルイスがいなくなっても大きな競争力を持っていると私は考えているし、これに関して我々が大きな心配をすることはない。それは終わったことだし、過ぎ去ったものだ。我々の焦点は今ここにある。
チームに正しい選手を引き入れる、という多くの仕事がある。そして、それが可能であると確信しているよ。このクラブも、そして他のクラブも、マーケットの最後まで動きつづける。今季は我々にとってエキサイティングなものになると信じているよ」