・ブラジルでのNishimura
W杯の開幕戦、日本代表選手よりも早く登場した日本代表審判団。
ブラジルでサッカー指導者をしている私は、開幕戦前日、コリンチャンスの仲間から「明日もしもNishimuraが誤審してブラジルが負ける様な事があったら、日本人のお前は危ないから休め。俺も殴りそうだ。」と言われました。
そして、試合を終えた次の日のブラジルの新聞はこの扱い。
そして、その後のブラジルでアマチュアの練習試合などを見ると、誤審をすれば「Nishimuraめ!」、PK欲しさに「Nishimuraは何処だ?」と言われる始末。
人をおちょくったり、ジョークが大好きなブラジル人の格好のネタにされてしまっています。
次回W杯では選手も審判も良い結果になります様に!
・ブラジルメディアのブラックジョーク
ブラジルvsチリ戦前のブラジルの新聞。
「チリサポーターの皆様、お帰りの時間です。フライト予定はこちらです。」という趣旨の内容。
負けたら当然終わり、勝っても開催国で王国ブラジルにいては危険、どちらにしてもチリ人にはキツい冗談でしたが、試合はご存知の通り1-1、PK3-2でブラジルが辛うじて準々決勝進出を決めました。
しかしこの試合でネイマールが前半で相手のファールにより負傷したらしく、今後試合に出れないなんて事があれば、チリサポーターは本当に危険。
負けたけど少し観光もして・・なんて言わず、早めに帰る支度を検討してはどうだろうか?
筆者名:平安山 良太
日本で部活、街クラブ、Jクラブで幼稚園生〜大学生まで幅広く指導。その後東南アジアのプロクラブや代表での研修を経て、ブラジル全国一部リーグのAtlético Paranaenseで学ぶ。現在は2012年クラブW杯で優勝し世界一に輝いたSCコリンチャンスにて日々己を磨いています。
ツイッター:
@HenzanRyota
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ