7月13日、『Corriere dello Sport』は「イタリア・セリエAのローマは、バイエルン・ミュンヘンの スイス代表MFジェルダン・シャキリ、モナコのベルギーU-21代表FWヤニック・フェレイラ・カラスコ の獲得に近づいている」と報じた。

今夏チャンピオンズリーグの戦いに向けて積極的に補強を進めるローマは、すでに元イングランド代表DFアシュリー・コール、元オランダ代表MFウルビー・エマヌエルソンを獲得している。

さらに、記事によれば以前から噂になっていた ジェルダン・シャキリとヤニック・フェレイラ・カラスコについても交渉に進展があったという。

ヤニック・フェレイラ・カラスコは1993年生まれの20歳。ベルギーの各年代で主力を担ってきた期待の若手ウイングで、圧倒的な技術を持つドリブラーとして知られる。一昨季のモナコでは19歳ながらレギュラーとして活躍し、クラブの昇格に貢献した。

彼は現在システム変更の煽りを受けて出番が減少しており、クラブとの契約延長を拒否している。『Tuttosport』によれば、ローマは550万ユーロ(およそ7億7000万円)の入札で獲得に近づいているとのことで、その価格で買えるのであればかなりバーゲンプライスである。

バイエルン・ミュンヘンでプレーしている ジェルダン・シャキリについても、ローマが興味を持っていることは伝えられていた。

以前はローマは2000万ユーロ(およそ28億円)を提示する予定と言われていたが、今回の報道によれば1600万ユーロ(およそ22億4000万円)までの値下げを求めているとのこと。

また、バイエルン・ミュンヘンが現在モロッコ代表DFメフディ・ベナティアの獲得に乗り出しており、その取引の一部として譲渡を要求するという選択肢も考えられているようだ。

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