『Skysports Italia』は「イタリア・セリエAのローマは、バイエルン・ミュンヘンに所属しているスイス代表MFジェルダン・シャキリの獲得に向けて交渉を開始している」と報じた。
ジェルダン・シャキリは1991年生まれの22歳。若くしてバーゼルでレギュラーとなり注目を集め、2012年にバイエルン・ミュンヘンに移籍した小柄なドリブラー。
スイスのメッシとも呼ばれる圧倒的な俊敏性とテクニックを武器としており、得点力にも優れる。現在行われているワールドカップのホンジュラス戦ではハットトリックを達成しており、スイスのベスト16進出に貢献した。
しかし、彼は現在所属しているバイエルン・ミュンヘンでは高い評価を与えられながらも出場機会が乏しく、昨季のスタメンは10試合のみ。クラブを離れるという噂は年間を通して絶えることはなかった。
ローマは彼の獲得に向けて2000万ユーロ(およそ28億円)という価格を準備しており、すでにバイエルン・ミュンヘンとの交渉をスタートさせているという。
今季チャンピオンズリーグを戦うことが決まっているローマは、元イングランド代表DFアシュリー・コール、トルコ代表MFサリヒ・ウチャンを獲得するなど補強を積極的に進めている。