最近、日本では子供に珍しい名前をつけることがある。

一般的に「キラキラネーム」と呼ばれるもので、教育現場や行政手続きで問題となることもあるなどニュースで取り上げられることも多い。

そんな近代日本固有の現象を思わせる事例が、ブラジルに存在していた!ポルトガル『O Globo』によれば、とある男性が自身の息子に信じられない名前をつけたそうだ。

その名前は、 ジネディーヌ・ヤジッド・ジダン・ティエリ・アンリ・バルテズ・エリック・フェリペ・シウヴァ・サントス。なんと、ジダンとアンリとバルテズという、フランス代表のレジェンド3名の名が凝縮されているのだ。

英国『Metro』によれば、この子の父親はペトルシオさん。フランスを訪れた際、フランス人の人柄に感銘を受け、思わず2006年のW杯で躍進したフランス代表のメンバーの名を自身の子供にもつけてしまったそうだ。

その息子は現在7歳。 アルファベットにして実に48文字のこの少年は、短くして「ジダン」と呼ばれているらしい。

名前だけですでにめでたいそんなジダンくんだが、一つだけ悩みがあるという。無限の可能性を秘める少年に話を聞いてみよう。

ジダン少年

「(この名前が好き?と問われ)ううん。『ルイス・グスタヴォ』みたいな名前が良かったよ。

僕は自分の名前の全てを知らないんだ。まだ教えてもらってないんだ。

(この名前になったのは)フランスの人たちが友好的だったと説得させらたよ。

次にフランスに行く時に、この名前を正しく発音できるよう言葉を勉強するって決めたんだ!」

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