7月5日、『Gazzetta dello Sport』は「元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノは、中国超級リーグの広州恒大への移籍が近づいている」と報じた。

広州恒大の監督を務めているマルチェロ・リッピ氏は、以前からかつてのイタリア代表での教え子であるジラルディーノの獲得を狙っていると伝えられていた。そして今回、彼が所属しているジェノアがオファーを受託したとのことだ。

記事によれば、広州が提示している移籍金はおよそ500万ユーロ(およそ7億円)、給与については2年で総額1000万ユーロ(およそ14億円)となるとのことで、中国サッカーのバブルはまだ終わっていないことを感じさせる取引となっている。とはいえ、まだ選手とは最終的な契約には至っておらず、今後詰めの議論が行われる予定である。

なお、ジラルディーノが所属しているジェノアは、彼の代わりとしてミランからアレッサンドロ・マトリを借り受ける、あるいは2012-13シーズンに所属していたマルコ・ボッリエッロを獲得するのではないかと言われている。

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