『Calcionews24』は「イタリア2部・セリエBの会長を務めているアンドレア・アボディ氏が、サッカー連盟に対してバニシング・スプレーの導入を要求した」と報じた。
南米のリーグでは昔から広く使われてきた「バニシング・スプレー」。現在行われているワールドカップで使用されたことで多くの注目を集めている。セットプレーの際のイザコザが減少するという効果は目に見えて現れており、高い評価を得ている。
セリエBの会長を務めているアンドレア・アボディ氏は、4日に行われた連盟との会合の終了後、メディアに対して「2014-15シーズンのセリエBでバニシング・スプレーを導入できるようリクエストした」と話し、早くも今季から使用できるように求めたと明かした。
また先日はイタリア審判協会会長を務めているマルチェロ・ニッキ氏も「もしスプレーの使用が要求されれば我々はそれをバックアップする」と明かしている。
セリエAについてはまだそれらの方針は見えないものの、もしセリエBで今季スプレーが使用されるようなことがあれば、何らかの動きを見せる必要が生まれてくるだろう。