現地時間の4日に行われたブラジルW杯、準々決勝のコロンビア戦を2-1で制したブラジル。悲願である地元でのW杯制覇にまた一歩近づいたが、それ以上に衝撃的だったのがセレソンの10番、ネイマールの骨折である。
試合終了間際、コロンビア代表のフアン・カミロ・スニガとの接触で激しく背中を痛め交代。病院で背骨の一部である「第三腰椎」の骨折と診断され、ひびが入った程度のため手術の必要はないものの固定しなければならず、全治は最短でも4週間。今大会の残り試合に出場することはできなくなった。
スーパースターの負傷離脱にブラジル国民だけでなく世界中の人々が悲しむなか、ネイマールが空港でチームメイトに別れを告げる様子をブラジルサッカー連盟(CBF)が公開している。
車いす姿のネイマールと言葉を交わす選手たち。準決勝のドイツ戦はキャプテンのチアゴ・シウヴァも累積警告で出場することができないが、この困難に打ちかつことができれば必然的に頂点の座は見えてくるだろう。
準決勝は現地時間の8日、ベロオリゾンテのミネイラォンで行われる。