5月15日、『Gazzetta dello Sport』は「中国超級リーグの広州恒大でプレーしているイタリア代表MFアレッサンドロ・ディアマンティは、ワールドカップのメンバーから外れたことに対し、『中国にいることは関係ないと信じている』と話した」と報じた。

EURO2012のメンバーに選出され、本大会で活躍した1983年生まれのディアマンティ。ボローニャというプロビンチャに所属しながらも、代表でも指折りのパフォーマンスを見せつけて一躍世界的な選手となった。昨年行われたコンフェデレーションズカップにも選ばれた。

しかし、今年1月に中国超級リーグの広州恒大へと移籍する決断を下し、世界に衝撃を与えた。これを受けて今回のワールドカップでは予備登録の30人からも漏れることになったが、ディアマンティは所属先が問題になったとは思っていないようだ。


『Gazzetta dello Sport』

アレッサンドロ・ディアマンティ

「私は中国でプレーしているが、それと何か関係があったとは思わない。チェーザレ・プランデッリは、戦術的な選択をしたのだと信じている。

僕は非常に珍しい状況での退団だった。昨年の12月26日に広州恒大からオファーがあり、ボローニャは1月4日に僕に知らせてきた。

それまでの3年間で多くのクラブからの誘いを断ってきた。しかし、自分にとって初めての国際的な経験を得るチャンスに、家族とともにトライしてみたいと言った。

もちろん、それと同時に経済的なパッケージにも惹かれていた。私は偽善者ではないからね」


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