6月17日、『Skysports』は「チェルシー移籍が決定したスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、会長とディレクターに退団を止められたと話した」と報じた。
2011年に自身がユース時代を過ごしたバルセロナに復帰したセスク。3シーズンを戦い終わった今夏、チェルシーへの移籍を決断。ワールドカップが終了するのを待たず契約にサインした。
セスクは『Cadena Cope』のインタビューに対してこう話し、バルセロナからの退団は自分の希望だったと明かした。
セスク・ファブレガス
「僕はバルセロナにクラブから離れる道を探したいと頼んだ。バルトメウ会長は僕の売却を止めようとしたが、自分の心はもう決まっていたんだ。
あの時、僕はアンドニ・スビサレッタ(スポーツディレクター)とバルトメウ会長と話して、ここを離れたいと伝えた。率直に言って、全てはスムーズに進んだ。チームを離れることについては、なにか明確な理由があったわけではない。
もし僕がチェルシーで幸せになれないと思っていたら、この決断はしていなかった。僕は選手としても個人としても幸せになりたいと思う。
チェルシーは偉大な選手を揃えている。若く、才能がある選手を。そして補強で偉大なチームを作り上げている。満足であることに嘘はない。僕は8年ロンドンに住んでいたし、友達も家族もそこにいる。
(アーセナルでは57ゴール、バルサでは42ゴールを記録した)
統計としては悪くない。しかし、ビッグゲームでこれらのゴールやアシストが出ていないことも知っている。僕はバルセロナで壮大な3年を過ごした。まるで嵐のようだった。6つのタイトルを勝ち取った。
(メッシに説得された?)
クラブがメッシに僕の説得を頼んだという話はウソだよ。彼は僕を引き留めようとはしなかった。彼は素晴らしい人間で、僕には『君ならどこへ行っても幸せになれる』と話した」